通常では考えられない事が、確かに起こっていた
2006年 08月 15日
で、その、以前住んでた家っていうのがですね、まぁ今の家から100mも離れてないようなとこにあるんです。
その家には私が3歳くらいの時から住んでましね、そのころの話なんだと思います。
夜、私の両親が1階にある居間でテレビを見てたそうなんですね。
私はもう時間も遅かったもので寝てたらしいんです、寝室で。
ウチは2階建てで、1階にリビング・台所・トイレ・洗面所・風呂場、2階に寝室があったんですよ。
その、2階の寝室で寝てたそうです。
で、両親がテレビを見てたらですね、2階から何やら音が聞こえてきたそうなんですよ。
よ~く聞いてみるとですね、それは子どもがはしゃいでるような声だったらしいんですね。
「redがこんな時間に起きて何かやってるのかな?」
という感じではなかったらしいんですよ。
どうも、そのはしゃぐ声っていうのが、複数の人間の声だったそうなんですね。
・・・・絶対におかしいんですよ。複数の人間の声がするっていうのは。
その当時、ウチには私しか子どもがいなかったんです・・・。
それから何年も経ち、あれは・・・そうですねぇ、私が小5のときです。
その日、私の通っていた小学校で、夏祭りが開かれていましてね、いや、祭りっていってもとても小さい規模のものなんです。
だから夜7時半くらいには終わっちゃうようなお祭りなんです。
それに、まだ中学生ってのもありましたしね、比較的早い時間帯にもう家に帰ってたんです。
その日、私以外の家族は、ウチの弟が夏祭りの最中に自転車に乗ってて転倒してコンクリートに頭打ちつけまして、近くの大学病院で見てもらいに行ってたんですね。
で、「夜は遅くなる」という話だったんで、私はウチで留守番してる事にしたんです。
何か、テレビを見ていたときでしたね。
変な音に気が付いたんです。
どぉ~ん、どぉ~ん、どぉ~ん・・・
「どっかで花火でもやってんのか?」と思い、初めは気にも止めまなかったんですけど、時間が経つにつれ、「花火にしてはおかしい」と気付いたんです。
最初に気付いてから10分ほどたったんですが、ず~っと鳴り止まないんですね。
しかも、全部一定の間隔で鳴ってるんです。
どぉ~ん、どぉ~んって。
ちょっと怖くなって、窓を開けて外に顔を出してみたんです。
「ホントに花火だったらここから見えるだろう」と。
・・・・・・花火が見えないどころか、例の音すら聞こえなかったんです。
ウチの中に戻ると、やっぱり聞こえるんです。
音は上のほう、つまり2階から聞こえたんですが、見に行こうにも、あまりにも恐ろしくて。
一歩も動けなくなりましたよ。
だから、テレビを点けっぱなしにして親が帰ってくるまで居間で寝ることにしました。
私が眠くなって意識がなくなるまでず~っとその音は鳴ってましたからね、あれほど怖い事はありませんでしたね。
結局親たちが帰ってきたのは夜10時過ぎでした。
その頃にはもう音は鳴り止んでましたが、あれは一体なんだったんでしょう。
未だに分かりません。
そんな家もついに引っ越す事になりまして、引っ越す直前だったと思います。
親父に聞いた話なんですけどね、その引っ越す前の家の2階のある部屋の話です。
一時期、その部屋は両親の寝室になってまして、親父は窓際のほうのベッドに寝てたんです。
そしたらちょうど親父が体調をくずしまして、その場所で親父が寝てた期間、ず~っと風邪気味だったりどこか痛がってたりといろいろあったんです。
「おかしい」と思った親父が、その部屋に方位磁石を持っていったらしいんです。
そしたら・・・
磁石がムチャクチャに狂ったそうです。
体重計を持っていったりもしたそうです。
その場所で体重を測ったら、もう誤差の一言で片付けられないくらい体重が軽くなったそうです。
結局あの家がなんだったのかは分かりません。
今では他の方が住んでいます。「変なことがあった!」という話は聞きません。
あの土地の地主の孫にあたる友人に聞いたところ、その周辺は昔墓地だったそうです。
一体どれくらい前の話なのかは分かりませんし、墓地だった事が何か関係あったのかどうかも定かではありません。
ただ、1つだけ言えるのは、「あの家には何かおかしなことがある」、ということです。
少しは涼しくなったでしょうか?
今日の献立
朝 ハムエッグ 味噌汁 ご飯
昼 サンドイッチ
晩 カレーライス
S野へ ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー
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おもしろかったでしょうか?ちょっといつも夏に出てくる某芸能人風にしてみたつもりなのですが。
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